2008年10月29日水曜日
気晴らし その2、 幼少期の思い出。
最近よく、気晴らしに人間のスケッチをしています。
勉強に使ってる紙とシャーペンを、
そのまま使っちゃえばいいだけなので、楽チンに始められます。
Farboは小学生の頃、スケッチが大好きで、
今思えば、当時はピアノよりも好きだったかもしれません。
小中学生の頃、
毎年秋か冬の頃に、県の学生展覧会が行われていました。
(今も行われているのでしょうか?)
各学校の生徒の中から、各学校が代表の絵画と書を選び、
展覧会に応募するという行事。
学校の代表になっただけで、
体育館の舞台に上がって賞状を授与されるのですが、
さらに展覧会の中で優秀とされた生徒には、
明らかに材質の違う紙で作成された賞状と、
何か景品を授与されるのです。
毎年、県に展示される絵の代表の一枠はFarboが握っていて、
Farboの目標は、展覧会で優秀作品賞を獲得して、
あの大きくてザラザラしてキラキラした賞状を、
手に入れることでした。
作品応募締め切り前の数週間は、
Farboが嫌いだった社会の授業の時間や、
その他の授業中にも、一人だけ絵を描いていました。
学校の代表だからということで、許可されていたんです。
放課後も、外が真っ暗になるまで教室に残って描いていました。
代表者は確か、各クラスに一人いて、
クラスが違う生徒も、放課後は一緒に仲良く描いて、喋って、
絵の具で遊んだりもしていました。
(絵の具の水をぶっかけ合ったり、笑)
そんな思い出を、今思い返してみると、
なんて楽しくて、幸せだったんだろう、と思います。
今はもう、物騒な世の中だから、
小学生たちは、夜になるまで学校に居残る、
という経験もできないのでしょうね。。。
中学生のときは、代表者としてはもちろん、
そのさらに上をいき、学校を代表する絵を、
美術の先生と一緒に、選ぶ立場になっていました。
先生 「Farbo、これとこれ、どう思う?」
Farbo「う〜ん、こっちの絵は、良く描けてるけど、
整いすぎててちょっとつまんない。
こっちはけっこう雑だけど、勢いがあるし、
中学生らしくて良いと思う。
(先生にはタメぐち、しかも偉そう、笑)」
先生「あぁ、やっぱりこの絵、良いわよねぇ。
うんやっぱりこれにしよう!」
生徒たちは、まさかFarboに、同じ立場の生徒のFarboに、
自分の絵をジャッジされていたということは、
知る由もありません、笑
ですが、中学校生活も後半になると、
恋人ができたり、新しい遊びに出会ったり、
どんどん自分の世界は広がっていき、
それまでとは違う生き方をするようになっていき、
小さい頃大事にしてきたものや思いは、
他の新たな魅力的なものや思いに、
押しつぶされていきました。
スケッチも、その一つです。
そして、大人になってまだ2年目のFarboは最近、
そんな小さなころ大事にしていた思いや、ものを、
ふと、思い出すんです。
これは一体なぜなのでしょう???
なぜだかは分かりませんが、
とにかく、小さい頃好きだったことを、
最近また、やり初めているのです。。。
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2 件のコメント:
私も自慢じゃないけど(笑)
絵でもらった賞状は4枚あるよv
小学生の時、4年連続で選ばれたvv
3年生の時、あの物騒な建物で暗くなるまで絵を描いてたな・・・。懐かしい。
絶対、あの建物は出るね・・・。
あぁ、もうあの建物って無いんだっけ。。
3年生のとき、先生が見たって言ってたよ。
女の子。
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