2008年7月19日土曜日

大人と子供

今朝は、以前話した昭和の子(イナ君)の、
ピアノレッスンでした。

今朝もイナ君ママに、車でFarbまで送ってもらったイナ君。
車を降りて、歩いているとき、

「カラン、カラン」

と、再びあの音がしました。
今日も下駄だったんですね。


レッスンの様子です。
なんと、幼稚園児のイナ君が、
大人と同じテストを受けています。
解き終わるまで、時間はかかりますが、
それでも見事、全問正解でした。

カタカナもまだ習っていないイナ君は、
最近、「ドレミファソラシド」だけ、
練習して書けるようになりました。

そして、音符の読み方も、
何度も何度も、読めるように練習しました。
イナ君は、たっくさんお勉強しているのです。



そしてこちらが、イナ君のあとに来た、
とある主婦のテストです。
、、バツばっかり。
イナ君を見習いましょう(笑)

イナ君はレッスン中、

イナ君 「ねぇ、ピアノ弾きたい。
     ピアノ弾くから、聴いて。
     おばちゃん(ママ)も呼んできて」

と言って、Farboとママに、
「チューリップ」と「かえるの歌」を弾いてくれました。

Farbo 「すごーい、先週よりとっても上手になったね」

イナ君「え、あのね、だってね、
    家でいっぱい弾いてるんだよ」

Farbo 「そうなんだ。えらいね。
    音符も読めて、カタカナも書けるようになって」

イナ君「え、あのね、イナね、たくさん勉強してるんだよ。
    本当は勉強はやりたくないけどね、やってるんだよ」

イナ君はやんちゃで、椅子の下に隠れたり、
ピアノの下に潜ったり、店の柱をお猿さんのように登ったり、
大人しいタイプの子ではないので、きっと、
彼にとってお勉強をするということは大変なんだと思います。
それでも頑張ってお勉強しているんですね。

でも、彼はレッスン中、いつも楽しそうなんです。
音楽が好きなんですね。

やっぱり、音楽って楽しまなきゃ駄目ですね。
音楽に深く関わっていくと、
どうしても技術や表現力を磨いていかなければならなくて、
そうしているうちに、音楽をやる上で一番大切な、
「楽しむ」ということを、
忘れてしまいます。

イナ君からは、いつもいろんなことを学んでいます。

ちなみに今朝、イナ君にピアノを教えているとき、
Farboは椅子に座っていたのですが、
無意識に右足を折り畳んで、椅子の上に乗っけていました。
すると、

イナ君「イナのまわりには、
    そんな座り方をしている人はいないよ」

と、こっちを見て、難しそうな顔をしていました。

Farbo 「えっ? あ、ごめんなさい!」

と、行儀の悪さに気付き、
Farboは背筋を伸ばして、きちんと座り直しました。

、、幼稚園児に、仕付けられました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

行儀悪いの。
私も…。

んー。過去問やっとっか。

Farbo さんのコメント...

正しい姿勢でいられるように、
気をつけます。。。