2008年9月16日火曜日

10年の差、ピアノの発表会、比較文化

ある日のミヅとサクのピアノレッスン後の会話。

Farbママ「ねぇ、ミヅとサクのパパは、何歳なの?」

ミヅ 「えーっとねぇ、、」



   「30歳か40歳くらいかな」



、、、アバウトな返答。。。

30歳も40歳も、彼女にとってはきっと同じなんでしょうね。

そんな彼女も、
10月に行われるピアノの発表会に参加します!

その発表会は、ピアノの生徒さんたちだけの演奏会で、
出演者は、ピアノ初心者ばかりで、
けっこう皆さん、ガチガチに緊張なさいます。

まだ数ヶ月しかレッスン受けてない方が、
いきなりグランドピアノで、しかも人前で弾くわけですからね。

発表会当日の、いつもと違う生徒さんたちの様子。
それを見ていると、とても楽しいのです。
人の不幸を見て笑うとは、こういうことなのでしょうか?(笑)

人前で弾くという緊張感を、
自分が嫌というほど知っているからこそ、
たまにこうやって、逆に客観視できるのは楽しいですね。

しかも、生徒さんの演奏を聴きながら、
Farboは採点して評価表を作るので、
「テスト」みたいな感じで、もっと緊張しちゃうんですね。

でも、そうやって生徒さんたちに緊張してもらい、経験を積んで、
どんどん度胸のある人間になってほしい!!!
と、そんな思いがあるのです。

日本はもともと村社会だったためか、
協調性を重視する習慣みたいなものが強くあるんですよね。
それを自己主張を尊重するアメリカ人と比べると、
日本人は、自己主張や自己表現が苦手な方が多いと思います。

異教徒同士の大きな争いがないのは幸いですが、
その性質がいくつかの芸術分野には、悪く影響が出るんですね。

ダンスもピアノも、
日本人は、技術にこだわってばかりで、表現力に欠ける。
と、よく言われています。

特にダンス(日本発祥以外のジャンルのもの)。
自分が育った文化が、パフォーマンスに表れるんですね。
そりゃそうですよね。
ダンスも音楽も、文化から生まれるものですから。

多くのアメリカ人ダンサーや、アメリカ人シンガーの、
とんでもない自己表現力。
あれは幼少期から自己を解放できる環境で育っていないと、
なかなか身につけられるものではない、とFarboは思います。

小中学校などで、

「みんなに合わせないと、私いじめられちゃうから」

みたいな日本の習慣が、
芸術センスの開花の邪魔をしているような気がします。

文化の壁も、言語の壁も超える可能性を秘めた「芸術」。
それが世界平和のカギの一つであるとFarboは思い、
それは憧れ、夢でもあります。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

他人の不幸は蜜の味?

 音楽はかるーく国境超えますよね。
 ただ、認められるまで大変だけど。
 せめて楽譜の壁は超えよう、と五線譜習ってるわけで。
 発表会でいぢめないでください。

主婦K

匿名 さんのコメント...

ん~。
秋なのに まぁだ あづいな。

Farbo さんのコメント...

その蜜、パンに塗りましょう。
そのパンが「評価表」で、
蜜を塗るのはFarboですけど、
そのパンを味わうのは主婦K自身ですよ。

皆さん発表会に向けて、練習を頑張りましょう。